当院では睡眠無呼吸症候群の検査を行っています。
睡眠無呼吸症候群(SAS: Sleep Apnea Syndrome)とは、大きないびきを特徴とし、睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気です。
主な原因は、舌や軟口蓋などが喉の奥に落ち込み気道を塞いでしまうことにあります。
寝ていることなので自分では気づきにくい病気ですが、日中の強い眠気が交通事故や労働災害の原因となるだけでなく、重症化すると脳梗塞や心不全などの循環器疾患、高血圧・糖尿病などの生活習慣病を合併するリスクが高まります。
米国での調査によると、SAS患者の交通事故発生率は通常の人の約7倍というデータが出ており、またウィスコンシン大学の調査では、重症SAS患者は通常の人に比べて死亡率は約4倍、脳卒中、心筋梗塞を発症する確率は約5倍にのぼると報告されています。
睡眠中に呼吸が止まると呼吸再開のため、脳が目覚めます。SASは、この自覚のない目覚めを繰り返すため十分な睡眠時間をとっても熟睡感が得られず、日中の眠気や倦怠感を引き起こします。
次の症状は、SASの主な症状です。
思い当たる症状がある場合はSASの可能性があります。
専門医に相談することをお勧めします。
睡眠も生活習慣そのものです。そして快眠は規則正しい睡眠習慣から生まれることを忘れてはいけません。
睡眠の質をよくすると生活習慣病の予防・改善につながります。
睡眠の質を確認するための検査を行い、適切な治療を行うことで合併症、生活習慣病などの予防・改善も期待できます。
当院が提供する睡眠無呼吸症候群(SAS)の検査・治療を利用することで、時間や医療費の面で効率的な治療が望め、患者様の負担も少なくなります。
上記のような症状に思い当たる方は、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
担当は内科医の丸山医師(火)、高橋医師(水)、福田医師(木)と院長になります。
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